「肉が大好きでいつも食べ過ぎちゃう・・・」
どちらかというと現代は「肉食」の人が多いと思います。
食の欧米化はドンドン進んでいますしね。
そして「肉の食べ過ぎ」について自分ではわかっているけどなかなか食生活を変えられないというパターン。
今回はそんな「肉の食べ過ぎ」がもたらす「腸内環境の悪化」について調べてみました。
対策として悪化した腸内環境を回復させる方法もご紹介していきますね。
目次
「肉の食べ過ぎ」は腸内環境を悪化させる理由
どうして肉の食べ過ぎは腸内環境を悪化させるのでしょうか?
それは「悪玉菌の増加」です。
悪玉菌が増加は、
腸の働きが鈍くなる
↓
便秘や腹痛
↓
おならの回数が増えたり臭いが悪化
などお腹のトラブルが増える原因となるんですね。
悪玉菌が増える⇒便秘というわけじゃない!
善玉菌より悪玉菌が優位になった時に便秘が起こりやすくなるのです。
そしてこの時にキーポイントなるのが、
「日和菌(ひよりきん)」です。
善玉菌が優勢であれば似た働きをしてくれますが、悪玉菌が優勢だと逆の性格を持ってしまう。
例えるなら「多数決の多いほうに流れちゃう人」みたいな感じですかね。
これって「ある意味、怖いですね」
なぜなら良いときはどんどん良くなるけど、悪いときはとことん悪くなるみたいな感じの動きをするんですから。
肉は悪者ではない!
私たちに必要な栄養素、「動物性タンパク質」を持っている肉は悪者ではありません。
肉は筋肉の成長・維持に欠かせない「動物性タンパク質」がたっぷり含まれているんですから摂取しないわけにはいきません。
極端な肉食に偏って生活をした結果・・・
40日間、肉のみの生活をした方がいました!
結果はどうなったのでしょう?
35歳の時でした。肉ばかり食べ続けたら、腸内環境はどう変わっていくのかを知りたくて自らの体を実験台にして同僚3人と始めました。40日間、コメや野菜、果物など他の食べ物は一切食べずに、毎日1・5㎏の肉だけを、しかも朝・昼・夜の3食、食べ続けるという実験です。引用:https://www.bee-lab.jp/interview/benno/02.html
悪化した腸内環境を回復させる方法
肉の食べ過ぎによる腸内環境の悪化は「悪玉菌の増加」が原因ということがわかりました。
では、悪化した腸内環境はどのような対策すればよいのでしょうか?
まずは「悪玉菌有利」⇒「善玉菌有利」の状態にしてやること。
これを目指すんです⇒「健康な人の腸では、善玉菌の割合が2割以上、悪玉菌が1割以下になっている。」
食生活を変える
肉好きな方にとってはキツイかもしれませんが、
「肉を週一にする」
などの極端な食生活に変える方法があります。
そうなると「普段どんなもの食べればいいのか?」となりますよね・・・
やっぱり肉の脂が恋しくなると思います。
そこで「オリーブオイルを使ったパスタ」や同じ動物性タンパク質でも肉よりも体に影響の少ない「豆料理」や「魚料理」もいいですね。
乳酸菌を摂取する
善玉菌の一種である「乳酸菌」を摂取する方法もあります。
数ある乳酸菌の中でも「血糖値の上昇を抑える」、「整腸作用」、「免疫力向上」などメリットが多数あるのが、
「クレモリス菌FC株」
こちらの乳酸菌はヨーグルトで摂る方法もありますが、「プラスアルファの栄養素」もお手軽に摂取できるサプリも出ていますね。
まとめ
「肉の食べ過ぎ」が「腸内環境を悪化させる理由」と「回復する方法」をお伝えしてきましたが、
「食」って奥が深いですね。
結論
- 肉は必要なものだけど、過剰摂取は危険
- 肉(動物性たんぱく質)を豆や魚に置き換えよう
- 乳酸菌を摂取して腸内環境を整える